2018.8.16

 

八代海注意報続報 No.1-2

 

シャットネラ アンティーカが八代海の広い範囲で確認されています。

[1] 816日の東町漁協、天草市水産研究センターによる調査結果

16日の東町漁協,天草市水産研究センターの調査で,本種が八代海の広い範囲で確認され,最高 14細胞/mL(御所浦島から津奈木の間)でした。


[2]
今後の赤潮発生の予想
 現在八代海では,本県海域を含む広い範囲で本種が確認され,前回(13)調査時に比べ,八代海中部で細胞密度の増加が見られています。競合種である珪藻類は全域で少ないこと,13日の本県調査 は,全域で栄養塩が多くあることから,今後の状況によっては本種がさらに増殖するおそれがありま す。
 
 各漁協・養殖業者などにおかれましては,漁場周辺の採水・検鏡により十分な監視をお願いします。 また,海水の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに,餌止め等の対策を実施して 下さい。

※シャットネラ アンティーカの特徴
・適水温2326℃,適塩分30以下。
・魚毒性がきわめて強く,最低致死細胞密度は3050細胞/mL

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