2018.8.25

 

八代海警報 No.


23日と同様,八代海の中部及び北部でシャットネラ アンティーカの細胞密度が高い状態であり, 引き続き,厳重注意が必要です。



 [1] 8
25日の調査結果
 25日の当センター,東町漁協,北さつま漁協及び天草市水産研究センターによる調査では,八代海の中部及び北部で高密度のシャットネラ アンティーカが確認され,中部での最高は熊本県御所浦島西沖で62細胞/mL,北部での最高は戸馳島東沖で138細胞/mLでした。


[2]
今後の赤潮発生の予想
 本日の調査で,八代海中部でシャットネラ アンティーカが増殖しています。水温は2627℃と本種 の好適範囲となっていること,競合種である珪藻類が全域で少ないことから本種の細胞密度がさらに増加し,風向や潮流の状況によっては,本県海域へ拡大する恐れがあります。

 

各漁協・養殖業者などにおかれましては,漁場周辺の採水・検鏡を継続して本種の細胞密度を把握す る等,厳重な注意をお願いします。また海の色や魚の状態に細心の注意を払うとともに,餌止め等の 対策を実施してください。

※シャットネラ アンティーカの特徴
・適水温2326℃,適塩分30以下。
・魚毒性がきわめて強く,最低致死細胞密度は3050細胞/mL

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