2018.9.05
八代海赤潮警報続報 No.1−3
八代海の本県海域では,シャットネラ アンティーカの細胞密度が減少したことから,8月23日付けの赤潮警報(シャットネラ アンティーカ)は解除します。
[1] 9月5日の調査結果
県水産技術開発センターによる八代海南部での調査では,シャットネラ アンティーカは幣串地先で1細胞/mL確認されたのみでした。珪藻類は,全調査点で見られるようになってきました。
[2] 今後の赤潮発生の予想
八代海では,本種は減少しほぼ確認されなくなってきました。また,競合種である珪藻類も見られるようになり,今回の本種による赤潮は終息状態にあると考えられます。
しかしながら,わずかながらも本種の細胞が存在することから,各漁協・養殖業者におかれましては,今後も定期的な検鏡を継続するなど,十分な監視をお願いします。