調査期間:平成20年4月4〜14日鹿児島県水産技術開発センター
調査船:おおすみ63t 平成2 0 年4 月1 6 日発行
調査海域:西薩,南薩,屋久島,種子島,大隅
1【海況】“平年並み”から“やや高め”
・黒潮北縁域は,4月9日現在,竹島の南4.2マイルにあり,接岸傾向にある。
・定期船による観測では,4月9日現在,黒潮流域で23.8℃(やや高め),薩南海域で21.9℃(やや高め),西薩海域で18.7℃(平年並み)であった。※1 平年値は,昭和56年から平成12年までの平均値。
2【調査結果】昨年同期・平年同期より多い
(1)流れ藻の分布
・流れ藻の視認個数は80.6個/10マイルで,昨年同期(1.1個/10マイル)より多い。また,平年同期(16.0個/10マイル)より多い。いずれの海域も前年より多く,特に大隅海域,屋久島海域において顕著だった。
・採取した流れ藻重量は1.3〜67.4kg(平均12.9kg)で,昨年同期の0.9〜18.9kg(平均
5.9kg)より大型である。
(2)モジャコの付着状況
・昨年同期・平年同期より少ない
・流れ藻1kg当たりの付着尾数は5.3尾で,昨年同期(44.6尾)より少ない。また,平年同期(11.2尾)より少ない。西薩海域を除くすべての海域において前年・平年を下回った。
・モジャコ以外の雑魚ではマアジ,メダイ,イスズミ等の付着がみられ,屋久島海域ではマアジが流れ藻1kg当たり41.2尾と多く付着している藻があった。
(3)モジャコの大きさ・昨年同期・平年同期より小型・採捕したモジャコの全長は平均48.0mmで,昨年同期(62.2mm)より小型である。また,平年同期(56.8mm)より小型である。
・平均全長は,西薩海域の33.4mmから種子島海域の70.0mmまで,海域によってばらつきがあった。