調査期間:平成21年3月6〜16日鹿児島県水産技術開発センター

調査船:おおすみ63t 平成21 年3 月17 日発行

調査海域:南薩,屋久島,種子島,大隅

【海 況】・・・“やや高め”から“かなり高め”

・黒潮北縁域は,3月10日現在,竹島の南8.0マイル付近にあり,接岸傾向であったが,その後南下し,3月15日現在,屋久島御崎の南6.6マイル付近にある。

・定期船による観測では,3月15〜16日現在,黒潮流域で23.0℃(かなり高め),薩南海域で21.0℃(やや高め),西薩海域で17.6℃(やや高め)である。

1 平年値は,昭和56年から平成12年までの平均値。

【調査結果】

(1)流れ藻の分布・・・・・・昨年同期・平年同期より少ない

・流れ藻の視認個数は0.6個/10マイルで,昨年同期(11.4個/10マイル)より少ない。また,平年同期(3.3個/10マイル)より少なく,平成17年に次ぐ少なさであった。いずれの海域も平年より少なく,特に大隅海域,種子島海域は全くなかった。

・採取した流れ藻重量は2.3〜8.0kg(平均4.7kg)で,昨年同期の0.5〜30.2kg(平均7.2kg)より小型である。

(2)モジャコの付着状況・・・昨年同期・平年同期より多い

・流れ藻1kg当たりの付着尾数は8.0尾で,昨年同期(0.03尾)より多い。また,平年同期(6.1尾)より多い。

・モジャコ以外の雑魚では,カンパチ,マアジ,イシガキダイ等の付着がみられた。

(3)モジャコの大きさ・・・・昨年同期より大型,平年同期より小型

・採捕したモジャコの全長は平均40.2mmで,昨年同期(27.3mm)より大型である。また,平年同期(44.0mm)より小型である。

2 平年とは平成11年から平成20年までの3月の平均値。